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日本消化器画像診断情報研究会
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あいさつ
MESSAGE
会長就任挨拶
JCHO東京蒲田医療センター 放射線部
田中 靖
令和7年2月27日の総会において鶴田会長の後任として、令和7・8年度の日本消化器画像診断情報研究会の会長を拝命しました田中と申します。歴史と伝統ある当研究会の重責を担うことに、身の引き締まる思いでおります。歴代の会長をはじめ、諸先輩方が築かれてきた功績に深く敬意を表するとともに、さらなる発展に努めてまいります。当研究会は,1987年(昭和62年4月)に全国胃集検放射線技師連盟会として発足し、その後2度の改名を経て、現在38年目を迎えているところです。
私が日本消化器画像診断情報研究会(日消研)に入会したのは、1996年の第8回東京大会、その後2011年から7年間書記を務め、2018年より事務局長を6年務めさせていただき現在に至ります。入会してから29年間で一番苦労したのは、やはり2019年12月から流行したコロナウィルス感染、2020年4月から2021年9月まで緊急事態宣言の発出。その間にも,2020年3月に第32回福島大会を予定していましたが、苦渋の決断で中止となってしまいました。その後もコロナ禍は終息せず、研究会の会務も開催できず、会誌の発刊も一時中断となりました。2021年からようやく会誌の発刊、オンラインでの会議も導入して徐々に会務が可能になり、ようやく動きだしたと実感しました。この2年は、執行部・学術・会誌・Web管理の各委員会の皆様のご協力でセミナーの開催、会誌発刊、そして5年ぶりの学術大会の準備に取りかかっている最中です。
近年、医療技術は飛躍的に進歩し、診療放射線技師を取り巻く環境も日々変化しています。消化管撮影においては、従来のバリウム検査に加え、CTやMRI,内視鏡的技術とバリウム検査の病変描出技術の対比による総合的な診断力の強化が求められています。私たち診療放射線技師が担う役割は、単なる撮影技術の提供にとどまらず、診断や治療の質を支える専門職としての高度な知識と技術が必要不可欠となります。
また、最近の話題として医療DXでは、オンライン診療や電子カルテの共有、AI診断支援など医療の質や効率を向上させる取り組みが期待されており、医療AIに関しても同様に、画像診断支援、診療・治療支援、手術支援など医療従事者の負担軽減や診断の精度向上の期待があります。しかし、AIがいくら優れていても学習していないものには対応できないため、情報を常にキャッチアップしていくことで、AIが出力した情報を鵜呑みにせず適切に判断することが重要になると考えます。
当研究会では知識共有を図り、今後も引き続き、消化管検査の質の向上を目指すとともに、学術大会やセミナーなどを通じて、各ブロックの会員との連携を重視していきたいと考えています。最後になりましたが、会員の皆様のご支援とご協力なくして本研究会の発展はありえません。今後とも変わらぬご指導・ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
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